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頑張る8月のNHK [日本考]




8月のNHKさん、頑張ってますね、連夜の太平洋戦争関連の歴史掘り出しドキュメンタリー。

15日は、二・ニ六事件について、新たに見つかった海軍の極秘文書に基づくドキュメンタリーでした。

その冒頭、主旨は
【 戦前、陸軍の青年将校らが天皇中心の国家を確立するとしてクーデターを企て、政府要人ら9人を殺害した「二・二六事件」について、事件の発生から収束までの4日間を分単位で記録した極秘文書が残されていたことがNHKの取材でわかりました。

当時、海軍が記録したもので、青年将校と軍幹部の動きややり取りなどが細かく記されており、専門家は近代日本を揺るがした事件の新たな側面を浮かび上がらせる第一級の資料だと指摘しています。】

以下省略しますが、ニ・二六事件といえば、日本がどんどん軍国主義に傾いていくきっかけとなる近現代史上、極めて重要な事件ですので、興味深く視聴しました。

この事件について、海軍は独自の情報網から早々と詳細情報を入手し、その後の周囲の動きにも関心を払い、着々と海軍としての備えをしていたことがわかりました。

海軍・陸軍となると、一国の軍隊にもかかわらず、なぜか、協調性よりも独自性が強いことがわかります。そもそもこれが海軍内部の極秘文書だということからしても、おやまあ、軍というのはそういうものなのかと思わざるを得ません。

5.15事件や2.26事件のような軍隊の一部が起こすクーデターは、否が応でも国の政治を変えますね。成功すれば軍事政権が誕生しますし、鎮圧しても、鎮圧するのは軍隊ですから、軍人の発言力が増し、民間人は次第に物が言えなくなります。

こうした動きはあってはなりませんね。

16日は7時と9時のニュースで次の報道をしました。

【 NHKは初代宮内庁長官が5年近くにわたる昭和天皇との対話を詳細に書き残した「拝謁記」を入手しました。

その記述から、昭和天皇が、戦争への後悔を繰り返し語り、終戦から7年後の日本の独立回復を祝う式典で、国民に深い悔恨と、反省の気持ちを表明したいと強く希望したものの、当時の吉田茂総理大臣の反対で、その一節が削られていたことがわかりました。

分析にあたった専門家は「昭和天皇は生涯、公の場で戦争の悔恨や反省を明確に語ったことはなく、これほど深い後悔の思いを語ろうとしていたのは驚きだ」と話しています。

「拝謁記」を記していたのは、民間出身の初代宮内庁長官だった田島道治(たじま・みちじ)で・・・(省略)

吉田総理大臣が削除を求めた一節は、
「国民の康福(こうふく)を増進し、国交の親善を図ることは、もと我が国の国是であり、又摂政以来終始変わらざる念願であったにも拘(かか)わらず、勢の赴くところ、兵を列国と交へて敗れ、人命を失ひ、国土を縮め、遂にかつて無き不安と困苦とを招くに至ったことは、遺憾の極みであり、国史の成跡(せいせき)に顧みて、悔恨悲痛、寝食(しんしょく)為(ため)に、安からぬものがあります」という部分です。】以下省略しますが、これをニュース番組で流しました。

NHKさんも、これはちょっと変わったのかなと思いました。

17日には、この拝謁記に基づく再現映像を交えた特集番組をやってました。ご覧になった方も多いかと思います。

知り得たことの一つは、昭和天皇は大戦の結果責任を真摯に受け止めていて、それを国民に表明することを熱望していたということで、もう一つは、それを吉田茂が都合が悪いので阻んだということです、簡単に言えば。

昭和天皇の路線で戦前戦中の悔恨や反省を表明していれば、周辺の政治家も右へ倣えして、日本の指導層が一致して、戦前戦中のよくないところを認め、再出発することができたように思えます。戦後の日本は違っていたでしょう。

しかし現実はそのような深い悔恨の心情には至らず、戦前戦中の魂胆や作為を残したまま戦後の再興が進められることになったのです。

日本の保守政治は、表向きだけ民主的な諸制度が取り入れられましたが、それを運営する政治家の志においては、戦前と大差がなかったということができると思います。

戦前、天皇を神に祭り上げ、その権威を利用して国政を行ってきた者たちが、戦後はアメリカを絶対視し、その権威を背景に、国政を操るようになったのです。

ですから自主独立の気概はありません。昭和天皇は反省すべき点は素直に反省し、改めるべきところは改めて、再び独立国として出直すことを日本国の当然の進路と考えていたようですが、為政者たちは、戦勝国アメリカに、寄らば大樹の陰で寄り添うことしか考えていないのです。

戦後、何年たっても基地や空域を提供し続け、いつまでたっても戦後が終わらない日本外交の出発点が、吉田茂のこの発言阻止にあったのです。

吉田茂や岸信介、佐藤栄作、中曽根康弘などの保守政治家や、その他右翼の大物たちが、日本が生まれ変わるチャンスを潰し、機会があったら万事戦前に戻そうと虎視眈々と狙う戦後の保守政治の流れが、この時既にできたのです。

NHKさんはここまでは言いませんよ。今を批判的に見ていませんから。しかし今の政治に危機感を抱いている人には、このとき撒かれた戦前品種のタネが、今、孫の代になって開花し実をつけようとしているかのように見えるのです。そうとわかるのです。絶滅すべき悪品種が、実は徐々に繁殖していたのです。

そんなことを思わせる番組でした。





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八月反戦のNHK [日本考]


何かと話題に上るNHKさん、一昨日はガダルカナル海戦の詳細をやっていました。海軍の思惑、陸軍の思惑、それぞれの思惑のズレとそれを統率する国としてのガバナンスの欠如が、一木支隊全滅の悲劇を招いたことを、史実として鮮明に伝える貴重な番組でした。

昨年はインパール作戦が無残な結果を招いたことの詳細を伝える番組を放送しました。これも貴重な番組と感じました。

昨日は、日本が大正デモクラシーから全体主義に移っていく過程で『日本新聞』が果たした役割を明らかにする番組を放送しました。

言論の自由よりも「日本主義」という思想を流布、普及させ、議会制民主主義への歩みから独裁政治へ、更には軍部主導の軍国主義国家へと国を動かしていった一右翼新聞の存在とその策謀を明らかにするものでした。

この一新聞の思想誘導に力を貸した他のマスコミへの言及こそありませんでしたが、その核にこの新聞とそれを主導した思想家や支持者、共感者がいたことを明らかにするドキュメンタリーではありましたから、この製作と放映も、価値あるものと感じました。

NHKは良い番組を作ります。NHKは、日本が、軍部主導の独裁国家に変わり、合理性を欠いた戦略・戦術で大敗を喫し、戦士は勿論、内外の民間人にも多大な損害をもたらしたという認識はちゃんと持っていると言えるでしょう。

問題は、その認識が、現在進行形の政治や社会の動きを伝えるニュース報道に何ら反映されていないことです。
実は頭は良くてちゃんと分かっているのに、いま目の前で起こっていることの不条理には何の異議も唱えず、黙認してしまうただの知識人みたいなものです。

知は行動に繋がらないと意味がありません。戦後の民主主義が、いままったく同じような動きをして、民主主義から国家主義に変わろうとしています。
その役割を果たしている団体が『日本新聞』から日本**に変わっただけです。

『日本新聞』は、導いたことの顛末について何の責任もとりませんでした。主幹は戦争の結果も知らぬまま戦中に亡くなり、他の主要メンバーの一人は戦後自殺しました。責任をとって自殺?過ちに気が付いて生きていけなくなった?

日本**も成り行きの結果についての責任を取るはずがないのです。社会を一時思いどおりに主導するだけで、顛末については、出口についての見通しは、何ら持ち合わせていないのです。

『日本新聞』は満州事変を「侵略といえども侵略にあらず、これは聖戦なり」と鼓舞しました。
自分たちの民族が優秀だとの思い込みだけで国民を誘導し国を動かして、周辺諸国と円満に収まるはずがないのです。

過去や外国を見る目もさることながら、今の日本を見る目こそ大事ではないか?

など、改めて思った次第です。

おまけの写真は・・・
10日に花火大会がありました。素晴らしく綺麗な花火が夜空に広がることがあり、写真に収めたいと思うのですが、なかなか上手くいきません。カメラを覗いてばかりいると今度は自分が満喫し損なってしまいますので、そうもいきません。今年の収穫は以下の3枚でした。
花火の写真を撮るには三脚が必須ですよね。毎年撮り始めると思い出すのでした。

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本日は以上です。


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参議院選挙投票日の翌日 [日本考]

参議院選挙投票日の翌日

開票結果は・・・
例によって、政権肯定という結果と言えましょう。投票率は48.8%、戦後二番目の低さとのこと。九州は大雨の最中でしたから、悪天候が影響しているとすれば、救済措置が必要でしたよね。

そういう影響がないとすれば、棄権する人は現状肯定、ないしは判らないのでお任せということでしょうから、アベ政治が肯定されたと見ても仕方がないのかもしれません。

足を運んで自民党に入れた人は17%前後で、前回参院選と比べると大幅減とのこと。支持者が減っているとは言えそうです。。

こんな結果ですからちっとも気は晴れませんが、しかし予想されたことですから、あまり落ち込んでも仕方ありません。粘り強く関心を持って、これ以上民主主義のルールを犯されないよう皆でウォッチして参りましょう。

ところで今日の報道ワイドショー系の番組ですが、吉本の芸人と会社幹部とのトラブルばかり話題にして、微に入り細に入り、あちこちのチャンネルで繰り返し報道しています。

見入っているわけではないので詳しいことは知りませんが、時おり点けると、いい歳した大人の泣きっ面ばかりが画面に映っています。

オイオイ、昨日、三年に一度の参議院選挙があったのだぜぃ、その影響がどうなるのか、それはどうでもいいのかい?興味があったらネットで検索してみろってか・・・

参院選の結果もさることなが、翌日の日本も情けないなぁ、ダブルショックです。


以下、おまけの写真は、うちわ祭りのその後。22日夜7時ころまでの風景
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以上です。


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閉塞社会の弊害 [日本考]


今の日本社会は、アベ政治を礼賛する一部の人たちはいるでしょうが、大半は、なんとなく現状肯定している人たちと、強い危機感を抱いている人たちとに分かれてしまっていますよね。

アベ政治の最大の欠点は、憲法や民主主義を軽視して権力の集中を図っている政治手法にあると思いますが、社会に閉塞感をもたらしていることも、負けず劣らずの大きなマイナス点ですね。

風船かずらさんが
「若い人達は迷っていて失望しているように感じます」とのコメントをくださいました。社会にあまりにも可変性がないんですね。不正をいくら追求されても世の中が改められることがない。これほど息の詰まることはありません。

アベさんはしばしば「民主党政権時代を思い出してください。あの時彼らは何ができましたか。悪夢のようだったではありませんか。」と声高に、また公理でもあるかのように決め付けて言います。

日本の政治が変わろうとする一大局面を全否定してしまうのです。今の選挙制度は、政権交代が可能な制度を作ろうという趣旨で小選挙区制が導入されたのです。自民党以外の政治は悪夢だと決め付けるなどとんでもないことです。

口を開けば、具体的提案がないとか、無責任に反対するだけだとかと野党を批判しますが、政権側が野党を批判すること自体、おかしなことです。越権行為です。

自分たちのしている政治に対する野党の批判に明瞭に応えないで、批判する野党を批判するという姿勢はまったくあるべき態度ではありません。

独裁政権をあの手この手で長く続けようとすることが、政権の当たり前かもしれないけれど、日本の社会にとっては百害あって一利なしの罪な行為です。

政治は民意によって動かなければなりません。そうしないと社会に閉塞感が充満し、様々な悪弊があちこちに起こってしまいます。

そうした膿んだ社会になってしまっているんですよ、今の日本は。



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日米安保は不平等だ! [日本考]

G20の前後に、トランプ氏が日米安保条約について「日本が攻撃された時、我々は日本を守るために戦わなければならないが、我々が攻撃された時に彼らは戦う必要はない。大変不平等な条約だ」と述べたことが報道され、話題になりました。

これは、日米安保の本質を知らない、いかにも政治素人の発言です。

そもそも日米安保は、戦勝国の軍隊の駐留を、いつまでも可能にするために作られた条約です。アメリカの、東アジアからインド洋地域をめぐる世界戦略の一環であり、日本を知り尽くし、日本を軍事的に支配し続けるための戦略でもあります。

日本は、各地で基地を提供し、首都圏上空に大きな空域まで献上しています。アメリカの一方的な優位性は、日米地位協定にも如実に表れています。日本は国民の人権を犠牲にまでしているのです。沖縄の基地負担の問題は住民の忍耐の限界を超えてさえいます。

こうしたことの見返りとして、米軍は日本の安全を保障することになっていますが、全体として、アメリカさんのご都合でできているような条約と言えるでしょう。

大統領からこんな発言があれば、認識を改めさせれば良いだけのことです。あるいは、「それでは止めましょう」と言い出す機会にすれば良いのです。絶好のチャンスです。

しかし、なぜかそうしたリアクションは起こりません。日本の政治が、こうしたアメリカの利権を守ることで権力を保持している勢力に牛耳られているからです。今の政権は、アメリカの圧力を跳ね返すどころか、言うなりに、アメリカ産の武器を大量に購入する約束までしているのです。

この辺りのことは、『日本はなぜ「基地」と「原発」を止められないのか』(矢部宏治著)で、すでに学んだことでもあり、いまさら改めて論じることではありません。

今回わたしが問題として感じていることは、「それなら日米安保は廃棄することにしては・・・」という意見が起こると、「そんなことをすれば、あっという間に周辺の大国が攻めてきて、日本が占領されてしまう」と本気で思っている人が意外とたくさんいることです。

そのために、日米安保は止めようという意見はもやもやと立ち消えになり、まともに議論されることもありませんでした。

日本は平和憲法を掲げ、陸海空軍その他の戦力は保持しないことになっていますが、一方で防衛のための戦力として自衛隊を有しています。

このままでは憲法違反だから憲法に自衛隊を明記しようというのが現政権の主張ですが、ある程度の自衛の備えはあって当然なので、憲法の平和主義を無にしてまで改憲する必要はないとの意見もあります。

憲法との整合性はともかくとして、現実には、我が国は他国の侵略に対する備えはしているのです。その実力がどれほどかは、様々な評価がありますが、世界有数であることは間違いありません。(ネットで様々な評価を調べてみるとよくわかります)

大切なのは、軍事力で勝ることではなく、各国と平和友好条約を結ぶ外交努力で、この点は十分とは言えませんが、少なくとも、日米同盟を止めれば即座に他国に侵略されてしまうという状況にはないのです。

しかし、日本人の多くが、そういう不安を持っているのです。アメリカに守られて日本は国際社会に復帰し、その地位を上げてきたと思い込んでいるのです。思い込まされてきたのかもしれません。

自国の力で敗戦の泥沼から立ち直ってきたという自負はないのです。戦勝国の庇護の下、今の地位を築くことができたと思い込んでいるのです。庇護がなくなることなど、考えられないのです。

あの敗戦で、すっかり腑抜けになりました。こんな腑抜けた独立国など、他にあるでしょうか?

平和憲法を掲げ、自衛の備えもし、なおかつアメリカの属国に甘んじているのです。経済力があるから、技術力があるから、一風変わった文化があるから、長い歴史があるから・・・一応、各国が日本の国や人を尊重し、付き合っているのです。

決して、政治大国として日本を尊敬している国などないのです、人などいないのです。憐れんでいる人や国はあるでしょうが。

政治家も国民も、よく考えた方がいいですよ。耳の痛いことですが、基本は自立することですよ。まずは、志から。

そんなことを感じています。



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G20大阪開催、無事閉会したようですが・・・ [日本考]

簡単にいきますね、G20日本初開催!

安倍総理ってすごいですね、G20のホスト国、議長ですよ。大国の首脳を一人一人にこやかに出迎えて、米中の間に座り橋渡し役など。

とにかく見栄えがいいですね、あの人。世界の要人も敬意を払っているようでした。日本てすごい、安倍総理ってすごい!

NHKの報道などもそんな印象を与えるものでした。

ですが・・・

ウチの父ちゃん派手好き、外交家で、カネもないのに外面ばかりよくて、しょっちゅう海外旅行に行っていて、頼まれるとホイホイ危ない物まで買ってきちゃうし、何の成果もないのにただ仲良くしちゃうし・・・今回はたったの二日間の大国のお祭り騒ぎを大盤振る舞いして開催しちゃって、まぁ〜得意顔しちゃて・・・

あたしゃほんとに離婚したいよ、あの人とは。そうしないと、我が家がこの先潰れるのは目に見えてるような気がする。親の財産も、子どもの将来も、実は何も考えていないんじゃないかな、あの人・・・

そんな家人(国民?)の苦渋の叫びもありそうな!
なんか身につまされません?


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平和で民主的な日本はもはや終わった? [日本考]

会期末が迫っている国会では、21日、麻生財務金融大臣の問責決議案や不信任決議案が提出されました。結果は与党の数の力で否決されました。

成り行きがわかっていることを野党はなぜするのか、能がないと批判する人もいますが、審議委員会の報告書を不適切だからと受け取らず、受け取っていないのだからそのような報告書はないとするような大臣や与党の姿勢は、不信任案などで糾す必要があることは間違いありません。

一丸となって、まるで何事もなかったかのように否決する与党議員こそが能も心もありません。堕ちるところまで堕ちた犬(犬に失礼ですね、じゃ、豚、豚にも失礼!)ですね。

ところで昨日は、麻生氏の問責案に先立ち、金子原二郎参院予算委員長の解任決議案も午前の参院本会議に提出され、反対多数で否決されました。

野党が提出した理由は予算委員会が開かれなかったことによります。

少し遡ります。
立憲民主党ニュース(5月20日)より

【 蓮舫議員は、「自民党の予算委員会の審議拒否が長く続いている。参議院規則に則って3分の1以上の委員で委員会開催を金子委員長に要請したのが4月12日。もう5週間以上審議拒否が続いている。野党の皆さまのご意見をいただき、その内容を自民党の筆頭理事に厳しくお伝えして、今週中にでもせめて理事懇談会を開いていただけるよう要請をしたい」と語りました。】

また、朝日新聞デジタル(5月23日)は

【 与野党攻防の舞台となり「国会の花形」といわれる予算委員会が衆参とも3月から開かれていない。「休業」は23日時点で衆院83日間、参院57日間に及ぶ。参院選を前に激突場面を減らしたい政府・与党の思惑を反映したものだが、見せ場を失う野党は反発を強めている。

 「桜を見たり芸能人と会ったり色々な方とご飯を食べたりしているようだが、安倍晋三首相にその日程があるんだったら、国会に来るべきだ」。23日の参院予算委理事懇談会後、立憲民主党の蓮舫筆頭理事は、予算委開催に応じない与党側を批判した。
 今国会での予算委は、衆院は予算案通過の3月1日、参院は予算が可決・成立した3月27日が最後。衆参の委員部によると今国会の開催日数は各15日間。このまま閉会すると過去10年の通常国会で最少となる。

予算案など国政全般を議論する予算委は、首相や閣僚が出席し、テレビ中継もされる。追及姿勢を鮮明にして参院選に弾みをつけたい野党側は、重要な国政問題が相次ぎ、首相や主要閣僚に見解をただす必要があると開催を要求してきた。】
と報じました。

国会が、参議院選挙の前に波風を立てたくないという与党の思惑で、正当なる要求があるにも拘らず予算委員会を開かないなどということがあって良いものでしょうか?

日本の民主主義は完全に機能停止しましたね。このような状態が平然と続くようでは、日本そのものが死んだも同然ですね。戦後の平和で民主的な日本はすっかり様変わり、もう無くなりましたね!

そのくらい無様な国会ですよ。そのくらい傍若無人の、放置できない政権ですよね!

以下は例によっておまけの写真ですが、今回はおまけと言っては素晴らし過ぎるものです。
実は、いつもコメントをくださるSUN FIRSTさんが、奥日光で撮られた九輪草の写真を送ってこられました。
マジョさんに贈りたいそうで、そのために、まずはここでブログアップして・・・とのことです。

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管理人様、どうぞお届けくださいますよう!


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「戦死のしがいがあったろう」 [日本考]

珍しく片付けごとをしていて、古い記事に目がとまりました。去年の1月15日付の年金者しんぶん。

【 風雪

▽「日本は焦土化するとも、必ず米英なんかたたきのめしてやる。書けば書くほど敵愾心の血が湧きあがってくる」。昭和20年2月17日、14歳の女学生芹沢茂登子さんの日記である。

▼ 43歳の父が召集され、戦死の報には「大東亜戦争の決戦場、天王山と言われたレイテでの戦死であれば、戦死のしがいがあったろう」と記している

▽ 1995年、芹沢さんは昭和20年末までの「軍国少女の日記」を出版した。軍国少女になった原因は教育、情報操作とともに、優等生だったが考える力、批判力が育っていなかったことをあげている。そして、戦後、軍国少女から抜け出せたのは、働く仲間とのサークルで学んだこと、としている。

▼ 安倍首相が高慢に語る「人づくり革命」とは戦時中の芹沢さんのような子供を作ること。いのちと暮らしを守るため子、孫やひ孫と語り合い、仲間たちともう一踏ん張り。 】

古い話ですが、あの戦争をしっかり反省しなければなりません。何年たっても変わりません。油断していると、アベやアソウのような人が実権を握って、またあのような時代を再現しようとします。

以下おまけの写真です。
関東地方では今が旬の紫陽花。花のつくりが複雑なので、近づいてみました。
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トリミングします。
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以上です。またね~(^_-)-☆

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パワハラにカスハラ? [日本考]

29日の日経新聞のネット記事によると

【 パワハラ防止法が成立 企業に防止義務

職場でのパワーハラスメント(パワハラ)防止を義務付ける関連法が29日午前の参院本会議で可決、成立した。これまで明確な定義がなかったパワハラを「職場において行われる優越的な関係を背景とした言動」などと明記。企業に相談窓口の設置など新たに防止措置を義務付ける。

2020年春にも施行される見込みだ。セクシュアルハラスメント(セクハラ)や妊娠・出産した女性へのマタニティーハラスメント(マタハラ)はすでに企業に防止措置を講じる義務があるが、パワハラは明確な定義がなく対策は企業の自主努力に委ねられていた。

改正したのは、労働施策総合推進法や女性活躍推進法など5本の法律。改正女性活躍推進法は、女性登用の数値目標を策定する対象企業についてこれまでの従業員301人以上から101人以上に広げる。 】


罰則を伴う禁止規定がないので、実効性は疑問視されています。

ところで、最近は顧客によるハラスメントもよく話題に上ります。カスタマーハラスメントでカスハラと呼ばれているようです。

客が店の品物や店員の対応の悪さにクレームをつけ、執拗に抗議をし、大声でなじる、胸ぐらを掴む、土下座をさせるなど、対応者に肉体的・精神的な苦痛を与える行為がしばしば起きているとのこと。

タクシーやバスの運転手にも被害が及び、ネットに投稿されるなどして、職を失うような事態になることも報告されています。困った社会現象です。

金を出す方が優位な立場にあるという認識から、不満があると「なにごとだ、怪しからん」と腹を立て、その優位さを最大限利用して、腹の虫が収まるまで、謝罪と埋め合わせを強要するようです。

パワハラは組織上の地位を背景に、カスハラは客と営業する者の立場の違いを背景に、ハラスメントに至ります。どちらも、人の尊厳を傷つけている点に問題があります。どんな理由があるにせよ、人の尊厳を傷つけるような行為は慎まなければなりません。

ところで、そもそも、客と営業する者の間には上下関係があるものでしょうか?どうも、この辺りから既に勘違いが始まっているように思います。

両者の関係は財貨・サービスの売り買い、つまり、経済活動で発生します。
経済活動は、等価交換が原則です。しかじかの財貨・サービスの価値を認め、その対価を支払ってそれを購入するのです。両者の関係はまったく対等なのです。そもそも上下関係などないのです。

同じような財貨サービスを提供する営業者が多ければ買い手市場となりますが、少なければ売り手市場となります。買い手市場の時は、営業者は、値段を下げたりサービスをよくしたり、既にそれなりの努力をしているのです。それにつけ込んで、買い手が権勢をふるおうというのは、勘違いに他なりません。

物を買ってやっているつもりかも知れませんが、売っていただいているのです。タクシーを利用してやるつもりかも知れませんが、停まってもらって、目的地まで乗せていってもらうのです。

財貨サービスの提供者と利用者の間に上下関係はないのです。

随分と当たり前のことを書いてきましたが、日本人は、人と人との関係を、どうも上下で捉えがちです。中根千枝氏が『タテ社会の人間関係』を刊行したのが1967年、それから五十余年が経ちましたが、この傾向は未だに何も変わっていないようです。

人と人との関係は、福沢諭吉が『学問のすすめ』の冒頭に「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず(と言えり)」と記したとおり、平等が基本です。つまり横並びで対等なのが当たり前なのです。

人を上下に並べて、その然るべき位置に自分を収めて、上にはへつらい、下には横柄な振る舞いをすることは、いい加減で改めなければいけません。そういう課題を日本人は持っているのです。

お偉いさんがいくら間違った答弁をしても、部下の役人が忖度して口裏を合わせている光景をよく目にしますが、国内の政治だけでなく、国際関係も、日本は上下のランキングで捉えています。

アメリカさんが一番偉いのです。次は欧州の国々。アジア、アフリカの国々はそれより劣ると見ています。で、日本はどの位置かというと、欧州の国々と肩を並べている存在と思い込んでいます。

そして、アメリカさんの言うことには何一つ逆らわず、住民の意思も、国の憲法も、国の財政も顧みず、平気で従っています。偉いものには従うのが日本人の当たり前かも知れませんが、世界の常識はそうではありませんから、この光景は異様に映っているはずです。

下は中学生の部活から、上は国の外交まで縦思考をやっています。パワハラもカスハラも、その間の現象です。

威張るかへつらうかではなく、自他の尊厳を認め、横の関係で思うことを伝え合い、お互いが納得する行動を取り決めて歩んで参りたいものです。

もたもた長くなってしまいました。お許しあれ m(_ _)m

おまけの写真を追加します。

いつの間にかあじさいの季節に!
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ではまた (^_-)-☆


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NHKのミーハーぶり [日本考]

NHKってところはミーハーな放送局ですね。

昨日か一昨日アメリカの大統領が来ました。昨日はアベさん、青木功さんとゴルフをし、千秋楽の相撲を観戦し、炉端焼きで夕食を共にしました。

まったくのお遊びの一日、来賓を迎えた側としてはおもてなしの一日でした。日曜日ですから、休日をどう過ごそうとどうでも良いのですが、それにしては警備その他にやたら金のかかった一日でした。

ゴルフの様子はどう報道したのか知りませんが、相撲以降はテレビを観てました。まるで世界の英雄を迎えたかのような報道ぶりでした。

国技館から炉端焼きの店までの移動、店周辺の警備態勢、ついには店内の食事を出される様子、さらに両首脳の挨拶まで逐一報道してました。

いま世界は、自国ファーストの嵐が吹き始め、極めてトゲトゲした雰囲気に包まれつつあります。トランプ大統領といえば、その火付け役とも言える大国のリーダーです。

メキシコとの国境に壁を造って移民の入国を物理的に遮ることを問題の解決策と考える人です。ヨーロッパの国々も、移民受け入れを拒否しようとする政治勢力が多数派になりつつあります。

自国が大事なことは当然のことですが、その思想のみで世界が丸く収まるはずはありません。そこに政治家の果たす役割があるはずです。

この大国のリーダーは、その役割をまったく理解していません。世界中が自国主義を剥き出しにするようになると、世界秩序がどうなるか、火を見るより明らかです。

そんな問題の大統領ですよ、この方は。それを国を挙げて歓待しているんですよ、この国は。外交にパフォーマンスも要るでしょうから、政権のやることは取り敢えず政権に任せるしかありませんが、その様子を、はしゃいで逐一報道しているこの放送局は、何なのでしょうねぇ。

日本放送協会、唯一の公共放送です。報道機関としての理性はどこに行ったのでしょう。まるで政府の宣伝部門です。

定期的に内閣支持率などをモニターし報告していますが、支持率が上がるのは、上がるように報道しているからに他なりません。

公共放送ってこれでいいのですか?
日本の進路に責任が持てますか?
不特定多数から半ば強制的に視聴料を徴収しながら、こんな報道姿勢で電波を垂れ流しておいて、責任が果たせますか?

ますます疑問を感じてしまいました。
時間がないのでこれにてアップします。

おまけの写真を一枚追加掲載します。
昨日、当地35度の中、またまたテニスをやっちゃいました。時間も2時から3時。
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