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続 右傾化に思う [日本考]

 まずは夕方目に入ったテレビ画面(TBS報道特集)から

 道徳教育と教育勅語の問題点を取り上げていました。
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 続いて、防衛省の予算で学術研究をすることの問題点を取り上げていました。
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 さて本題です。

 先日来、戦前の国家主義思想復活の風潮についてその要因を考えています。そうした思想への傾倒については、人間の本性に潜む要因や日本人の陥りやすい傾向など様々なことが考えられると思います。がしかし、ここでは、時の社会が個人の思想信条に及ぼす影響について考えてみます。

 あの時代を生きた多くの日本人は、敗戦確定により、暗く悲惨な時代から抜け出すことができ、生き延びたことに安堵しました。一方で、「八紘一宇」「鬼畜米英」などのスローガンの下、全身全霊を以て、お国のため、天皇陛下のために生きてきた人たちもいます。そのような人たちは、「ポツダム宣言受諾=日本軍の全面降伏」ということすら認めていません。あくまで「終戦」という位置づけです。

 日本人がこの二者に二分されるということではありません。多くの人の心に、両者がその人なりの割合で同居していたと思います。そう仮定します。そしてその割合は、一家を支え長い戦争時代を苦労して生き抜いてきた熟年世代は前者の気持ちが強く、国の状況を子ども心に知り、お国が勝つことを、親兄弟が安心して暮らせる日本が来ることを、ひたすら日本頑張れの思いで見守ってきた青少年世代は後者の割合が強いのではないかと想像し、そう仮定します。

 その線引きは、20~25歳でしょうか、仮に22、23歳としておきます。国の状況を子ども心に認識できる年齢は何歳ぐらいでしょうか。怖い思いは生まれたてでもするでしょうが、それが何に由来するのかなどをうすうす理解するのは、6、7歳以降ではないでしょうか。そこで、そう仮定します。その間の年齢で終戦を迎えた人は、後者の思いが強い可能性が高いと仮定します。生まれた年でいうと、大正末期から昭和15年頃、西暦でいうと1922年~1937年生まれが、後者の割合が高いのではないかと推定することにします。ちなみに石原愼太郎は1932年生まれです。(例はたくさんありますが、所詮例ですからやめておきます)

 さてその世代に、戦前回帰派が多いと仮定します。それにしても、年数にして15年ぐらいですから、他の世代のほうが圧倒的に多いはずです。そこで、この心に傷を受けた世代の人たちは、やがて、自分たちが特殊な時代に成長したのだと認識することにより、戦前回帰志向は断念することになるだろうと、私は楽観視していました。
 ところが昨今の風潮を見ていると、むしろ勢いを増しているように見えます。そこで自分の見通しを再点検し、間違いに気付きました。子孫への影響という観点から見なければいけなかったのです。子どもには親の思いが伝わると仮定できるからです。弱められることもあれば、増幅されることもあります。

 つまり、現に幼子を持っていたり、これから親になる世代が、以後の社会に影響力を持ちます。そういうふうに考えてみると、先程の15年間くらいにわたる世代は、以後、みな親になり得る世代です。一方、戦争に懲りた世代でも、40歳以上は、子孫への影響はあまりないことになります。

 親として子育てに影響を持つ人口を比べると、「戦争に懲りた派」と「あの頃の緊張感憧れ派」は、ほぼ半々になります。
 具体的には、平和が訪れてベビーブームが起きますが、その頃親になれる世代は、ほぼ、戦争に「懲りた派=終わって万歳派」です。ですから、団塊の世代と言われる世代は、だいたい戦後の民主主義、平和主義歓迎派です。

 ですが、次第に、青少年時代を戦時下で過ごした世代が、子を持つようになります。15年ぐらいこの時代が続きます。この親たちは、戦後の民主主義懐疑派ですから、戦後の日本国憲法についても、必ずしも理想的と思っているわけではありませんし、あの戦争も完全に間違っていたと思っているわけでもありません。そういう親たちのもとで、次の世代が育っていきます。

 団塊世代の二世は、戦争に懲りた世代の三世になりますから、戦後民主主義肯定派ではありますが、次第にその信念は弱まってきます。こうしてみると、子孫に伝わる戦争への嫌悪度・好感度?のDNAは、フィフティー、フィフティーと見るのが正解ではないかということになります。

 まあ、ごてごてと長いこと書いてきて結局何が言いたいのかということですが、戦前回帰志向は、とてつもなく異常な志向のように見えますが、われわれ日本人の遺伝子の半分ぐらいにはそういう方向性が入りこんでしまっていることを自覚して取り組んだ方がいいのではないかと思った次第です。

 つまり、右寄りどころか、極右にも見える政権を支持している人がいるとは「信じられない」とか、「そういう人は政治に無関心で何も知らない人だ」と思いがちですが、そうは思わずそういう人がいることを前提に、戦前の路線に戻るとどういう事態になるのか、そこに人類の明るい未来があるのか否か、そういうことを冷静に考えるように仕向ける必要があろうかと思う次第です。

 社会の在り方はノスタルジーや情感で決めるのではなく、世界や未来に相応しいものを理性的に求めるというスタンスで臨みましょうよ!という考えを共有したいと思います。
 そういえばこの風潮の先頭で旗を振っている人は、まさにお祖父さんのDNAで突っ走っている人ですから、「世界と未来を冷静に頭で見ないと大変なことになりますよ!」ってみなで言ってやる必要があるわけです。

 以下はおまけの写真です。またまた桜の写真で恐縮ですが、「これぞ満開!」という今日の写真です。近所の公園です。
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 今日もお付き合いいただきありがとうございました。



お花見! [たまには photo news]


 いままで入れたモノがどこを押してそうなったのかわかりませんが、一瞬にしてぶっ飛びました。悔しいので、頑張って写真だけもう一度入れます。

 まずはテレ朝、モーニングステーションより
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 続いて午前中用事で出かけた時の写真
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 千形神社、次も
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 午後の空き時間に花見に出ました、カメラ片手に。まずは万平公園です。
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 ヒヨドリをやっと捉える事ができました。
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 ここはかつて堤防でした。
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 ばったり、去年の音楽祭で司会をしてくれたKさんに逢いました。前姿は撮り損なったので後ろ姿のみ。
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 荒川堤に移ります。土手は菜の花が満開。
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 最後はこれどう?
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 すっかり花見に付き合わせてしまいましたね、失礼しました。

 本日はいつもと逆で、おまけの一言
 ご覧になった方も多いかと思いますが、今日の報道ステーションの解説は東京大学大学院教授の方でして、「このまま一強多弱を放置しておくと、アベ政権はますます無責任化、傲慢化しますよ」とのこと。