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右傾化に思う [日本考]


森友事件をきっかけに、いよいよ政権の極右ぶりがあらわになってきました。1948年に基本的人権を侵害する恐れありとの理由で、衆参両院で排除・失効を決議した教育勅語を教材として使うことを否定しないという閣議決定をしました。
もともとこの政権は日本最大の右派組織と言われる日本会議の主張にそった政策を実施しています。彼らの理想は、戦前の体制を肯定しそれを再現することにあるように見受けられます。

戦前の、民主主義を排した独裁体制から、大陸への侵攻、日中戦争、太平洋戦争へと突き進み、戦闘での死傷者はもとより、東京大空襲、住民を巻き込む沖縄の地上戦、若者の命を犠牲にする自爆攻撃、挙げ句は原爆2発。戦後70年経っても実質的な独立が果たせないという負の遺産・・・

多くの人が戦前の体制に懲り、戦後の日米指導者がもたらした民主主義体制を歓迎し享受してきたはずなのに、今頃になってなぜ戦前の体制への回帰志向が無視できない現象となっているのか?考えてみざるを得ません。

昔、こんなことを考えたことがありました。

終戦を境に価値観が一変しました。一夜明けたら、鬼畜米英から日米親善に変わったのです。命を賭して戦っていた相手が上陸してきたら、抵抗をやめ、サンキューサンキューと頭を下げだしたのです。

この価値の急変を目の当たりにした青少年はどんな気持ちになったでしょうか?こんな異常な事態は早く終わればいいと思っていた人は、ほっとしたでしょうが、国が存亡をかけて悪い国と戦っていると思っていた人は、狐につままれたような思いで、戦後の変化を傍観したのではないでしょうか。

青少年は純真だから、戦前の社会の在り方が本当で、戦後は負けたが故の仮の姿ではないかと思った人が多いのではないかと思いました。

戦後の社会を喜ぶ人と、これは嘘ではないかと思う人とがうまく同居していくことができるのだろうかと思いましたが、戦争に懲りている世代のほうが三倍ぐらい多いでしょうから、あれが真実だと思う人たちも、いずれは自分たちの世代の特殊性に気づき、戦後の社会を肯定的に受け入れるようになるだろうと、ずっと思っていました。

ところが、最近、その見通しに間違いがあることに気がつきました。

今宵はパソコンに向かえず、スマホからですので、これまでとします。続きはまた近いうちに書きます。写真もなしで<(_ _)>

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