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国家改造計画今後の予定 [続・友よ、戦争をしない世界を創ろう!]

《国家改造計画今後の予定》

〈想定外のつまずき〉
 「総理の日本改造計画はここまできました」と前回の結びに書きました。ここまでというのは、「いまや、総理が動くところ、お取り巻きがドドッと、官邸は物静かに・・・いちいち金が動いたり口を利いたりしないで、物事が動くところまで、この国は来ているのでは・・・」というあたりまでです。

 その結果起きたのが森友学園問題です。ここまで極めて順調に、ほぼ思い通りに進んできた改造計画ですが、勇み足とでもいいましょうか、国有財産の扱いがあまりにも乱暴だったため、その対応が問われることになりました。この問題には手こずっているようです。というのは、夫妻で応援しようと思っていた(そういう印象操作は不愉快です、何のかかわりもないのですから、とのことなので)かのような印象を与えて役所に便宜を図ってもらっていた(と疑いをもたれる)学園の理事長があまりにずさんで、次から次へと不祥事が明るみに出てくるのです。このため、これは解明されなければいけない疑惑事件だとマスコミが確信するに至り、政権批判とは一線を画すかたちで、疑惑追及の報道をし始めたのです。ひょっとして平成の大疑獄か?
 総理も「関わりはない、あったら職を辞す」とまで言ってしまったので、いまさらかばうわけにもいかず、お得意の会食懇親会でも緘口令が出しにくいのでしょう。
 マスコミが、いつになく元気に不祥事を暴いています。

 「ここまできた」のですが、ここはちょっと足踏み状態、先行きも不透明です。場合に寄ったら、アベ劇場もこれまでとなる可能性もあります。少なくとも、教育勅語を暗唱させたり、政権礼讃を強要するような幼児教育の普及を、世間が望んでいるわけでないことは明らかになりました。

〈今後の予定〉
 その不確定要素を飛び越えて、今後の予定を見ておきます。
 まずは「テロ等準備罪」(法案名もよくわかりません、まだ国会に提出されていないし、コロコロ変わるので)つまり「組織犯罪処罰法改正案」の成立を期します。これも国会審議が長引くことが予想されますから、提出をなるべく遅らせて、それまでは「まだ法案が煮詰まっていないので」と答弁を曖昧にしておいて、閣議決定を先に行い、それから国会に提出、「もう十分審議したから」と採決を急ぎ、例のように、紛糾したままの状態で強行採決するのでしょう。そして議事録は体裁よく書き換えるのかな・・・?「そういうイメージ操作は・・・」はい、止めておきます、未遂ですから。

 次の政治目標はいよいよ「憲法改正」です。仕上げです。ちょっと変です。ふつうは、憲法改正を要求する国民運動が起こり、国会に代表を送り、国会議員にも訴え、次第に多数派を形成し、そろそろ改正の発議ができるかなという状況から「憲法改正」が現実のものとなります。そして、憲法改正が成れば、新憲法のもとで国家の改造が行われるはずです。

 この度の国家改造計画はまったく逆です。「憲法改正」は後回しです。理由は、ハードルが高いからです。衆参それぞれの議員の3分の2以上の賛成によって発議され、国民投票にかけられ、過半数の賛成を得て成立します。本来は、もちろんこの手順で、まずは憲法改正の必要性を、公職に就く前の段階で、国民に広く訴え、賛同者を増やして、そして実現すべきです。
 彼の人はそれは不可能と判断したのでしょう。まずは国会議員になり、与党自民党を動かし、いくつかの役職を経て総裁になり、内閣総理大臣になります。一党を動かし、一国の総理となり、その立場から、まず国家の改造を行います。金と権力が使える立場に立って辣腕を振るいます。

〈あの内閣はそもそも憲法違反〉

 この時点で憲法違反です。憲法を尊重すべき内閣総理大臣の立場で、国会の与党の総裁の立場で、憲法改正を目論み、憲法の精神に反する政策を実行しているのですから。
 特定秘密保護法しかり、一連の安保法制しかり、これから作ろうとしているテロ等組織犯罪準備法しかり、みな現憲法の基本的人権の尊重や平和主義に反するものです。憲法の枠の外に、まず現実の政治を持って行ってしまったのです。閣議決定を経て、国会で可決されれば誰も文句は言えまいという考えです。憲法については、「もちろん尊重しています」と口先で言うばかりです。

 現総理は、憲法を超えた存在です。日本の最高法規は今やアベさんの言動です。ですから、財務省でも、国交省でも、法務省でも、防衛省でも、国会の事務局でも、恥じることもなく平気で不正(まがい)をやるのです。傍若無人という言葉があります。傍らに人無きがごとしという意味だそうですが、現総理の振る舞いは傍若無法、傍らに憲法がないのです。

 現実が先に憲法を越えてしまっているのです。既成事実を積み上げました。そして、「憲法が時代に合わなくなった、変えましょう」と言うのです。これが、アベ国家改造劇のクライマックスでしょうか。

 繰り返しますが先のことはわかりません。例の学園問題が平成の大疑獄に発展して、道半ばで倒れるかもしれません。あるいは、北朝鮮が暴発して、または暴発を恐れる日米韓が先に決断して、ミサイルが飛び交うような事態が起こるかもしれません。そうなると、某学園の不祥事などは吹っ飛んで、アベ・トランプ体制で固まってしまうやもしれません。
 そんなことにならずに、この先50年、100年の日本の在り方をじっくり考えることができればよいと思うのですが・・・

 次回は改造日本の行く末を考えます。先のことですが、これはわかります、予測可能です。このシリーズも、いよいよ最終回となります、たぶん。ご訪問に感謝します。
 以下はおまけの写真です。
 法務局さん頑張ってねー!
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 定点写真です。桜はまだ全然。
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 モクレンの蕾が大分大きくなりました。
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 そうそう、鷺かカラスか、カラスか詐欺か、鳥に興味のある方はご覧ください!
 kazg さんのブログです。http://kazsan.blog.so-net.ne.jp/2017-03-07




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