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国家改造計画の進捗度 [続・友よ、戦争をしない世界を創ろう!]

《国家改造計画の進捗度》

〈森友学園国有地格安取得問題〉
 いま国会で、一学校法人森友学園が、国有地取得に際し、財務局から優遇を受けていたのではないかという問題が取り上げられています。
 おさらいしておきますと、国有地を預かる近畿財務局は、評価額9億5600万円の土地をゴミが出たとの指摘からその処分費用として8億円余を値引きし、1憶3400万円で売却しました。さらにゴミ撤去費として1億3200万円を支払い、実質200万円で売却したとの情報も流れています。
 大幅ディスカウントもさることながら、その交渉の成り行きが、学園側に好意的すぎることも指摘されています。当初売買価格を財務局は公表しませんでしたが、それは買い主側の要望に副ったためとしています。また、ゴミ撤去費の見積りを専門業者に依頼しなかった理由は、学校開設を急ぐ買い主側の事情を斟酌してとのことと説明しています。
 通常のお役所仕事では考えられない親切さです。財務局がこの学園に特段の便宜を図ったように、どうしても見受けられます。
 
 この国有地格安払い下げ事件の問題点を整理してみます。
① 国の財産が損害を受けた可能性が大きいこと。
② 値引の根拠が曖昧で正当性に疑問が持たれること
③ 当初「安倍晋三記念小学校」という校名が使われ、また昭恵夫人が講演をしたり、名誉園長をしたりしていたことから、学園と総理夫妻との癒着が見え隠れしていること
④ 政治家の口利きがあったのではないかということ
⑤ 当該学校法人の運営する幼稚園の教育内容に、法律や常識から逸脱する不適切な点があった、またあるのではないかということ

 ①、②については財務局の国有財産管理に関する問題です。売買価格の公開や、交渉経過の書類の保管義務など、当然するべきことがなされていない慣習があるなら、即刻改めるべきです。今回の件も、「書類が保管されていないので詳細は不明」との答弁は国有財産管理者としてあるまじき態度で、それで通るものではないはずです。そのようなことになった理由をつまびらかにしたり、それができないなら、自らの怠慢を認めて相応の処罰を受けたりしなければなりません。
 また、局内・省内で再調査できないなら、不動産取引、ゴミ処理、会計士などの専門家からなる調査委員会を立ち上げて、一連の取引実態を精査し公表すべきです。会計検査院も厳しくその責務を果たすべきです。

 ③については、名前が利用されたとか、夫人がアン・コントローラブルだから・・・とかささやかれていますが、そんなことではなく、アベ政治の未来を先取りしている学園として、教育界にアドバルーンを打ち上げたかったので、陰に陽にお付き合いしていたのではないでしょうか。外形からはそう見えますね。

 ④の政治家の口利きですが、鴻池さんはムキになって否定していましたね。高潔な方とお見受けします?ので、まさかコンニャクごときで口利きなどされないでしょう。突っ返したのでしょう、きっと。
 では他の誰が?ということになりますが、他に犯人がいれば見つけ出して白状させることも、事態をより正確に理解するうえで役に立つと思いますが、そこにばかり気をとられると、犯人が見つからない場合には、この事件の問題追及そのものがムヤムヤと終わってしまうおそれがあります。

 今回の事件は、どうも、もっと大きな鼠が動いたのではないでしょうか。なにしろ、総理夫人が親しくかかわっている案件ですから。総理によれば、夫人は「私人」だそうですが、公設秘書が5人もおそばにいる方ですから、総理以外のだれが「この人は私人だから」などと思ったでしょう?

 いまや、総理が動くところ、お取り巻きがドドッと、官邸は物静かに・・・いちいち金が動いたり口を利いたりしないで、物事が動くところまで、この国は来ているのではないでしょうか。これはプロパガンダじゃありませんよ。そう見えるほど、あの方の指導力は卓越しているのではないかというゲスの勘繰りです。
 役人への失望感はありますね! 財務官僚といえば一流ですからね、一流ほどダメなんですかね?

〈最大の問題は?〉
 さて、この事件(事案?)の最大の問題点は⑤です。あの学園が運営する幼稚園の指導の中身です。
 指導者の教育理念に、戦前戦中の日本社会の全体主義・軍国主義、「欲しがりません、勝つまでは」末は「一憶玉砕」を強要した人権無視の国家主義に対する反省がなく、むしろそれへの憧れが見られる点です。また、近隣諸国、民族に対する優越意識・差別意識も持ち合わせています。そうした理念で幼稚園児を集め、園児と保護者を相手に、日々、その種の洗脳を実践しているのです。

 幼子に、そんな社会の在り方を押し付けて、同じことをまたやるつもりなのか?また、この多彩で多才な一憶余の日本人を単細胞の塊にして、一憶火の玉、皇国ニッポンとして世界に打って出ようというのか?
 もう、それは7~80年前にやったじゃないですか、また同じことをやるんですか?また同じことになりますよ。そんな教育は止めましょうよ!という種類の幼児教育です。

 この学園がこういう教育をしていること自体、由々しきことで、問題が多いのに、こうした方針で運営している学校法人が、行政の特段のサービスを受け、ただ同然で土地を入手し、どこからかの金で校舎を建て、4月にもスピード認可を受けるという流れができているということが、最大の問題なのです。
 これが行政側の思い通りに実現してしまったら、近い将来、日本中に、こんな教育をする「学園」ができてしまうでしょう。行政側はそんなことは思っていないというかもしれませんが、「こんな学園は怪しからん」とは、あの総理、一言もおっしゃっていないのです。

 総理は日本の改造を目標に掲げ、実行しています。それには、教育「改革」が欠かせません。あちこちにこういう学園を、学校教育の模範として設置したいのでしょう。

 総理の日本改造計画はここまできました。

 以下おまけの写真です。
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 よく行くスポーツ文化公園なのですが、一本道をまたいで子ども広場がありました。はじめて行きました。ドームの前に木があるでしょう、近づいてみます。
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 さらに近づきます。
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 寒い話を書きましたので、春らしい写真を添えました。

 そうそう、今朝のテレ朝の番組で、例の学園の開設予定の小学校の校歌を聞きました。なんと、舟木一夫の「ああ青春の胸の血は」でした。いいですねぇ、近くにあったら、家のまごも入れちゃおうかなぁって、一瞬思いました(バカ、アホッ)